がれき処理だけで1兆円超! 震災復興需要に群がるゼネコン ― 2011年10月13日 10:41
東日本大震災から半年。被災地でのがれき処理が本格的に動き出し、ようやく大手ゼネコンの出番がやって来た。総額1兆円を超えるともいわれるがれき処理は、公共事業の激減によって苦境にあえいでいたゼネコンにとって、まさに「干天の慈雨」となりそうだ。
東日本大震災で大きな被害を受け、多数の死傷者を出した宮城県仙台市。悲嘆に暮れた3月11日から7ヵ月がたった今、"復興バブル"の宴が繰り広げられている。
東北地方随一の歓楽街として知られる国分町は朝まで大にぎわい。市内のホテルはどこも空室を探すのが難しいほどだ。
宴の主役たちは、ゼネコンやマリコン(海洋土木や港湾建築工事を請け負う建設業者)、プラント設備業者などだ。
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